ひきこもりや不登校、社会と繋がりづらいなど生きづらさに寄り添う活動を続けている中でこんな声にたくさん出会います。
「どこに相談をしたらいいのかわからない、わからなかった、わかりにくい」
「相談したがしっくりこない、何か違う感じがする」
「相談したいことを話せるところがない」
やっとの思いで窓口や相談機関に出向いたのに、がっかりしたり、寄り添ってもらえなかったような気持ちや、逆にしんどい気持ちになって帰ってきた、なんていうこともよく耳にします。 どれも大切な窓口、必要な制度、そのための支援員がおられるのですが、今の自分たちの状況に、よりマッチしているところとスムーズに出会えない・・といった課題があると思います。 もちろん、どこにも当てはまらないようなこともあるかもしれませんが、そういう時こそ当事者や家族のつながりが重要になってきます。
そんな体験を持つ家族や、一緒に考えていきたいと集まった人々の中から自然発生的に、自分たちでそこに寄り添えるようなものを作ってみよう、という声が上がりスタートすることになりました。 当事者家族体験のある方や、現在支援現場に関わっている方などのリアルな声を集めたものを、自分たちの手で形にしていきたいと思います。最初から大きなものを作るよりも、小さくても必要な人たちに寄り添える温かさのあるものを目指したいと考えています。
今少し余力がある人が やれることを やれるときに
決して無理をせず、そんなふうに緩やかな繋がりを持ち続ける
あなたの体験がどなたかの役に立つかもしれない・・・そんなイメージです
どうぞみなさんのちょっとずつの力や体験を出し合って、今自分たちにできること、自分たちだからできることでご一緒していただければ嬉しく思います。